IIHS(米国道路安全保険協会)が実施した衝突回避技術を評価する試験で、2016年型CX-5とMazda6が、最高評価の「SUPERIOR」を獲得しました。
試験の評価法は
試験では、毎時12マイル(約19km/h)と毎時25マイル(約40km/h)での自動ブレーキの有効性に応じて、「BASIC」「ADVANCED」「SUPERIOR」の三段階の評価をします。
最小限の減速では低いスコアしかとれませんが、完全停止や毎時2、3マイル(約5km/h)よりも低い速度でぶつかっても(?)トップスコアを取れるようです。
マツダ以外でも「SUPERIOR」を獲得
マツダからは、2016年型CX-5とMazda6が最高評価を獲得しています。その他には、
- ホンダ:Acura MDX、RLX、ILX、RDX
- ベンツ:C-Class、E-Class、CLA
- BMW:X3
- FCA:Chrysler 300、Dodge Charger
これらが、「SUPERIOR」の評価を受けています。
試験に使われたCX-5とMazda6にはMRCCとSBSが装備されており、SCBS単独よりも多少有利になっているはずです。30km/h以上でも減速したはずですから。
これに満足せず、マツダにはSBSの無い車でも「SUPERIOR」がとれるようにSCBSの性能をどんどん高めて欲しいです。何と言ってもこの有り様ですから…。
この試験に使われたアテンザもSBSとSCBSを装備しています。
New front crash prevention ratings
IIHS evaluates crash-avoidance tech for 19 new models | LeftLaneNews
Mazda CX-5 and Mazda6 Earn Superior Ratings from IIHS – Aug 25, 2015