国沢氏は、自身のホームページで「マツダ、たぶん燃料電池は興味なし」と題する投稿をしています。その理由は述べられていませんが、気になります。
少し引用すると、
この話、章男さんの熱意が無ければまとまらなかったと思う。トヨタの件で何度かマツダの上層部と話をしたが、人によって温度差ありましたね。燃料電池をアタマから否定する人が居た反面、トヨタの実力をキッチリ分析し、高く評価している人も居た。マツダからの話じゃなかったことは間違いなし。
どちらかと言うと、将来技術で苦戦するだろうマツダが歩み寄ったイメージがあったのですが、国沢氏の見方は違うんです。ふむふむ。
ところで、マツダからトヨタへディーゼルエンジン(SKY-D)が、供給されるところから話が進むのでは、とも書かれています。うーん。国内でそれをやったら、販売力でまさるトヨタに美味しいところを持っていかれるだけではないのか?って思えてます。
ちょうど、海外ではアベンシスのフェイスリトがあり、BMWからディーゼルエンジンを調達・搭載したとの記事(Facelifted Toyota Avensis Gets BMW-Sourced Diesels)が出ています。このような場面でSKY-Dが欧州向けに供給される、という話しなら合点がいきます(BMWからの調達費用は高額らしい)。
ただ、マツダのメリットに「燃料電池」が無ければ何があるのでしょう。MIRAIをOEM供給してもらい、ゼロエミッション車の枠だけおさえる、という手もあるかもしれませんが…トヨタセーフティセンスを供給してもらうくらいしか、マツダにとって短期間ではメリットが出にくいのでは?
部品の共同調達くらいじゃ、このような大げさな話はしないだろうし…。
スバルとの話で、トヨタが変わったとは、とても思えないですしね。86をどんどん弄くり回して骨抜きにしている印象も…(走りのイメージの敷居を下げるつもりかもしれないですが…それならG’sがあるし)…。
水素ロータリーエンジンの話も気になりますしね…気になるばかりで何の情報もないですけど。
マツダ、たぶん燃料電池は興味なし(13日)