ユーロNCAPでいくつかの車の衝突試験結果が発表されたようです。なんと!新型Mazda2の評価は、4つ星でした。先代は5つ星だったのに…。
autoevolutionの記事によると、追突された時に後席の乗員のための「むち打ち軽減」が唯一本当のネガティブポイントだった、そうです。ヘッドレストの形状が問題とのこと。
また、Isofixが前席に無いことと、衝突被害軽減ブレーキが都市内を移動する際のスピードで働かず、標準装備ではないことも減点の対象だったようです。
The only real negative point was the reduced whiplash protection for the rear passengers when the car is rear-ended. This is down mainly to the visibility problems that taller headrests create. Points were also deducted for the lack of Isofix in the front and because Autonomous Emergency Braking doesn’t work at inter-urban speed and is not equipped as standard.
All-New 2015 Mazda2 Hatch Receives 4-Star Safety Rating from Euro NCAP – Video – autoevolution
他に発表された車では、スズキVitaraとルノーエスパスが5つ星で、フィアット500Xが4つ星でした。
ボディー構造の問題ではなく、ヘッドレストやSCBSの性能向上と設定の見直しで5つ星になる可能性があるということなのでしょうか…。それにしても、衝突被害軽減ブレーキの性能は、あまり高くないのは正直痛いです。
Euro NCAP: Suzuki Vitara, Renault Espace Get 5 Stars, Fiat 500X and Mazda2 Only 4
4/24 レスポンスの記事の引用を追加:
この結果、新型デミオの合計ポイントは109.9点。総合評価で、最高の5つ星ところ、4つ星にとどまった。ユーロNCAPは、成人保護性能では、前面フルラップ衝突の運転席乗員の首への傷害レベルに、追突想定テストの後席乗員の首への傷害レベルに、課題があるとの見方を示している。