大幅改良したCX-5とアテンザが発売され、多くの紹介記事がメディアに出てくるようになりました。提灯記事ばかりなのは理解できますが、褒めちぎりすぎるのはどうかと思います。
だが、なにより4WD仕様に雪国では必須のヘッドライトウォッシャーを標準装備するような部分こそが、マツダのマイナーチェンジではない「商品改良」の真骨頂ではある。
真骨頂?
自分としては、「ヘッドランプウォッシャーを装備するのに2年もかかっている。」という見方です。海外仕様には最初から部品の設定があるのだから、必要だと思えば国内仕様でも2012年から装備できたはずです。
これまでの2回の改善では、エンジンや足回りのチューニングの方が、こういった安全装備よりも優先されてきたかっこうですよね。
また、バックフォグランプは、雪国か否かに関係なく必要だと思える人が装備できるべき機能ではないでしょうか。そもそも、i-ACTIVSENSEの安全装備を選べないグレードも存在します。マニュアルミッションが選べることがポジティブに見られていますが、安全装備を選べないことをもっとネガティブに捉えるべきだと思います。
安全のために海外仕様で装備している機能(例えばデイタイムランニングランプ)で、法規的に問題がなければ国内でも積極的に採用すべきですし、最大限に安全性に配慮した上に走る歓びや楽しさがあると思います。