マツダは、アメリカでは未だにクリーンディーゼルモデルを発売できていません。Mazda6のSKY-D投入も2度延期されています。その代わりでもないでしょうが、国内ではMazda3には設定されていないSKY-G2.5モデルがあります。
アメリカ仕様のMazda3
1500ccは無く、2000ccと2500ccの二本立てです。AWDの設定もなくFWDのみです。
i Sport | i Touring | i Grand Touring | s Touring | s Grand Touring | ||
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エンジン | SKYACTIV-G 2.0 | SKYACTIV-G 2.5 | ||||
燃費 (city/hwy) |
MT | 29mpg / 40mpg (12.3km/ℓ / 17.0km/ℓ) |
– | |||
AT | 30mpg / 40mpg (12.8km/ℓ / 17.0km/ℓ) |
27mpg / 37mpg |
28mpg / 38mpg (11.9km/ℓ / 16.2km/ℓ) (i-ELOOP) |
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価格 | $18,945 | $20,095 | $23,245 | $25,095 | $26,495 |
トップグレード「2014 Mazda3 s Grand Touring」の試乗レポート
Mazda3 s Grand Touringに載るSKY-G2.5のスペックは、188PS/25.5kgmと国内向けと数字上は変わりが無いようです。以下、試乗レポートです。
試乗ルートは、南カリフォルニアからロッキー山脈にかけて6000フィートの高低差があったが、SKY-G2.5と6ATの組み合わせは、容易に運転できた。
Mazda3の最高燃費は、33.2mpg(14.1km/ℓ)で、最も高低差の大きいところでマークした。反対に最も悪かったのは、渋滞に巻き込まれた時の27.9mpg(11.9km/ℓ)だった。1505マイル(2423km)を走った平均燃費は、30.8mpg(13.1km/ℓ)だった。
レーダークルーズコントロールは、遅いクルマの後ろについた時に見事に機能した。自動的に速度を落とし、安全な距離を保ちながら速度を保った。そして、遅いクルマがいなくなると、スムースにセットした速度に戻った。–以下、i-ACTIVSENSEの説明を続けるので省略—
3〜4時間連続で運転してもシートは快適で、シートヒータもスムースに機能した。HBC(ハイビームコントロール)は、夜間の運転を容易にしてくれる。
まとめ。5日間で1500マイルを楽に走ることができるほど、Mazda3 s Grand Touringは、良い旅の仲間であることがわかった。レポートは以上。
もうちょっといじわるな感想を読みたかった気もしますが、燃費が優れて運転がしやすい、と国内での評価と違いはありませんでしたね。SKY-Dと比べると燃費は劣りますが、国内でも2.5ℓが設定されると人気が出そうです。
Our Cars: 1500 Miles in a Mazda3 s Grand Touring – Motor Trend WOT