CX-5の定期点検に行くとデミオのクリーンディーゼル車の試乗ができると言われ、渡りに船と乗せてもらいました。第一印象は「パンチは無い」かな、です。
圧倒的に静かなSKY-D 1.5
車に乗り込む前にエンジンを掛けて外でアイドリング音を聞いていると、ディーゼルとは思えませんでした。とても静かです。これは、アクセラでも思いましたが、今となってはCX-5がうるさ過ぎます!
走りだしても、ほとんどカリカリと言わないエンジン。だた、アクセルを踏んでもすぐにスピードがついてこない印象です。SKY-D 2.2のような「勢い」を期待すると肩すかしです。自分もそうです。
このクラスなら余裕ある走りができそうなパワー
それでも、坂道を登る時はぜんぜん余裕です。13Sを乗った時は「登らないなぁ」という印象もありました。ある程度スピードが出てからの加速は、楽しいです。静かな上に制限速度上限近くに加速しているのに気が付かないくらいに滑らか。一般道ではすぐに楽しめなくなるのが玉に瑕。
市街地の制限速度域だと慣れるまで乗りにくさを感じるかもしれないです。試乗し始めは「低速でもたつく」感じを受けましたが、アクセルの踏み方と加速の関係に慣れると、程よい加速ができるようになる思います。試乗後半は、低い速度でも楽に乗れました。
四駆と組み合わせるなら、パワーに余裕が持てるディーゼルだと思います。
ただ、いくら2500cc級だと言っても、1500ccには違いないので、「ゆとりある運転」は本物の2500ccの方が上ですよね。この後に新型レガシィB4に乗って実感しました。いや、低速での運転が楽々。NAなので加速に段が無く滑らか。例えエンジン(トルクの値)が互角でも車格が違うので比較するのは酷ですが。