日産は、先日の日経新聞によるスカイラインの開発中止報道を否定するコメントを発表しています。
日産、スカイライン開発中止報道を否定
同発表会の最後にコメントした星野氏は「先週末に日本経済新聞でスカイライン開発中止と、日産の象徴、開発に幕というような記事が日経新聞で報道されておりますけれども、そのような意思決定をした事実は一切ございません。日産自動車は決してスカイラインを諦めません。ということでこの場をお借りして申し伝えておきたいと思います」と、同報道を否定した。
日産副社長星野氏が、コメントを発表するところから再生するようにしてあります。
意地悪な見方をすると、「スカイラインは諦めません」とは言っていますが、他のセダンについての言及はありませんでしたね。逆にこうしたコメントを正式に発表してしまったために自ら足かせをはめてしまったかもしれません。ただ単に「当社から発表した事実ではない」とだけ言えば、どちらに転んでも良かったのですが…。
日産は、これまでも何度か「再建」とか「車種整理」のようことをやってきているように思うのですが、なかなかうまく行っていないのはどうしてなのでしょうね。

日産、セダンの新型車開発を中止、国内ではセダン撤退?
日経新聞が、日産はセダンの新型車を開発することを中止し、国内ではセダンから撤退する可能性もあると報じています。


コメント
「諦めてはない」ではなく「開発は順調です」と言って欲しかった。
星野副社長は銀行畑出身だから株価への影響を考えての発言かと思われます。