J.D. パワー、2020年日本自動車耐久品質調査(VDS)の結果を発表。マツダは大きく改善

J.D. パワーが、2020年日本自動車耐久品質調査(VDS)の結果を発表を発表しています。マツダは昨年から大きく改善していますが、それでも順位は国内ブランド最下位のままです。

2020年日本自動車耐久品質調査(VDS)

新車購入後37~54ヶ月経過したユーザーを対象に8分野177項目でユーザーの不具合経験を聴取している。すべての不具合項目は車100台当たりの不具合指摘件数(Problems Per 100 vehicles = PP100)として集計され、数値が低いほど品質が高いことを示す。

8分野とは

  1. 外装
  2. 走行性能
  3. 装備品/コントロール/ディスプレイ
  4. オーディオ/コミュニケーション/エンターテインメント/ナビゲーション(ACEN)
  5. シート
  6. 空調
  7. 内装
  8. 「エンジン/トランスミッション

  • 実施期間:2020年6月~7月
  • 調査方法:インターネット
  • 調査対象:新車購入後37カ月以上54ヶ月以内のユーザー
  • 回答者数:19,488人

2020年の調査結果の概要

実際の故障等に係る製造関連の耐久品質改善が顕著
  • 総合不具合指摘件数は、業界平均62PP100となり、前年比-10ポイントの改善となった。最も品質改善が進んだ分野は「エンジン/トランスミッション(-2.4ポイント)」で、具体的な項目としては「アイドリングストップ機能の不具合」で-0.6ポイント、「AT/CVT‐変速中のもたつき/シフトタイミングが悪い」で-0.4ポイントの改善となった。その他の分野では「外装(-1.9ポイント)」、「内装(-1.8ポイント)」での改善が大きい。

ランキング対象14ブランド中7ブランドが-10ポイント以上の改善
  • -10ポイント以上改善したブランドは7ブランドで、特にマツダ(-24ポイント)、ダイハツ(-19ポイント)、BMW(-14ポイント)の3ブランドは競合に比べ品質改善が大きい。

耐久品質への満足とブランドロイヤルティ

新車購入後2~9ヶ月のユーザーを対象にしたIQSでは26%であったのに対して、新車購入後37~54カ月のユーザーを対象にした本調査(VDS)では30%となり、より高い割合となっている。購入から長期間が経過しても品質に対して高い満足度を得ていることは、ブランドロイヤルティにより大きく影響するということが言える。

ブランド別ランキングでは今年もマツダが国産ブランドで最下位

マツダとしては耐久品質が改善しているとはいえ、相対的に見るとまだまだ他のメーカーには及ばないようです。この傾向は、2017年以来ずっと続いており、なかなか結果が出ていないようです(改善しろが大きいのは、そもそも品質が悪いから)。

J.D. パワー、2020年日本自動車耐久品質調査の結果を発表

2020年日本自動車耐久品質調査(VDS) | J.D. Power

J.D. パワーが、2019年日本自動車耐久品質調査(VDS)の結果を発表を発表しています。マツダは国内ブランドで最下位となってしまいました。

毎年のようにマツダの品質に愚痴を書くことなるのは、思いっきり残念です。

コメント

  1. 3番バース より:

    多分、不満はエンジン関係に集中しているのかな?
    技術的チャレンジの塊であるDの不具合はある程度致し方ない部分はどうしてもあると思いますが、それで商品力が毀損されると感じる人が多いというのは商売としてやはり問題ありですね。これでトヨタのお客さんを引っ張るのは困難ですわな。

    これの打開策はマーケティング的な観点から、もっとお客を絞る施策が有効で、実際最近のマツダはその方向に舵をきっていると思われるのですが、それがほとんどうまくいってないということ・・・難易度が高いんですね。マツダのこの経営戦略はもう無理なのかもしれません。