J.D. パワー、2020年日本自動車商品魅力度(APEAL)を発表

J.D. パワーは、2020年日本自動車商品魅力度(APEAL)の調査結果を発表しています。マツダが、3年連続国内量販ブランドでトップの評価でした。

2020年日本自動車商品魅力度(APEAL)調査

年に一回、新車購入後2~9カ月のユーザーを対象に、所有する自動車の性能やデザインといった商品魅力について10分野77項目で聴取。商品魅力度に関するユーザーの評価を明らかにする調査です。ユーザーの評価を基に1,000ポイント満点で商品魅力度スコアを算出します。

10分野は次の通り:

  1. 外装
  2. 内装
  3. 収納とスペース
  4. オーディオ/コミュニケーション/エンターテインメント/ナビゲーション(ACEN)
  5. シート
  6. 空調
  7. 運転性能
  8. エンジン/トランスミッション
  9. 視認性と運転安全性
  10. 燃費
  • 実施期間:実施期間:2020年5月~6月
  • 調査方法:インターネット
  • 調査対象:新車購入後2~9ヶ月経過したユーザー
  • 回答者数:19,435人

2020年APEALの特徴

過去6年で最も高い評価
  • 本年調査の業界平均スコアは657ポイントで、前年の645ポイントから+12ポイント向上。現在の調査項目設計の初年である2014年の622ポイントに比べ、6年間で+35ポイント向上し、2014年以降で最も高い評価となる。
ブランドロイヤルティが向上
  • また「同じメーカー(ブランド)の車を買いたい」とするブランド再購入意向は82%で、2014年の68%に比べ+14ポイント向上している。過去6年で自動車の魅力度は向上し、ブランドに対する顧客ロイヤルティも向上していることが明らかになった。
燃費評価において、プラグインハイブリッドが初めてディーゼルエンジンを上回る
  • 「燃費(燃費や航続距離)」における魅力度評価をエンジンタイプ別にみると、2014年から2019年まではディーゼルエンジンが最も高い評価だったが、初めてプラグインハイブリッドがそれを上回った。プラグインハイブリッドのスコアは783ポイントで、2014年の701ポイントから+82ポイントも向上している。
  • 同様に電気自動車についても637ポイントで、2014年の552ポイントから+85ポイントも向上している。本格的な電動化時代に向けて、プラグインハイブリッドや電気自動車の性能改善が着実に進んでいると言えそうである。

ブランド別では、マツダが2018年から3年連続国内量販ブランドTOP

マツダは、2018年から国内のマスマーケット(量販)ブランドでトップの順位となっています。ブランディングに力を入れている成果が出てきているのでしょうかね。それでも、海外ブランドの壁は高く、直上の順位のMINIとの差は縮まるどころか広がっています。

J.D. パワー、2020年日本自動車商品魅力度を発表

セグメント別ランキングではCX-5のみが高評価

ブランド別では、高評価を得ているマツダなのに、セグメント別ではCX-5のみがTOP3入です。今後マツダは、車自体の魅力度も高める努力が必要ですね。

まとめ

J.D. パワーは、次のようにまとめています。

業界の長年に渡る品質改善への取り組みが評価され、商品の魅力度が高まり、ブランドへのロイヤルティも強まる傾向もみられる。しかし、これは多くのブランドに共通した傾向であり、競合との差別化を図る魅力的なクルマ創りが難しくなったともいえる。コネクト、電動化、運転支援技術といった機能や性能が多様化する中、どの様な商品や機能が顧客層、ターゲット層に求められるのかを見極め、商品力に磨きをかけるための一層の取り組みが必要である。ユーザー評価の重要性がこれまで以上に増している中、J.D. パワーでは来年、魅力度調査の大幅リニューアルを行い、更に有益な情報提供を行っていく予定である。

Mazda3が、2020 World Car Design of the Yearに選ばれるなど車自体の評価もまずまず高いんですけど、こういう評価では、上位に顔を出すことは少ないです。

今は無くなってしまいましたが、「Driver’s Voice」を思い出すと改善点が見えますよね。


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