J.D. Power、2020年米国自動車ブランドロイヤリティ調査の結果を発表。マツダは41%と低め

J.D. Powerが、2020年米国自動車ブランドロイヤリティ調査の結果を発表しています。マツダは40.7%でした。

2020 U.S. Automotive Brand Loyalty Study

マスマーケットブランドではスバルが、ラグジュアリーブランドではレクサスが、それぞれ今年も一位でした。

この調査について

Power Information Networkのデータを使用して、現在2年目の調査では、所有者が既存の車両を新しい車両で取引した後に同じブランドを購入したかどうかを計算します。顧客ロイヤルティは、次の車両の下取りまたは購入時に同じブランドを選択する車両所有者の割合に基づいています。

2020年米国自動車ブランドロイヤリティ調査の計算は、2019年6月から2020年5月までのトランザクションデータに基づいており、下取りされたすべてのモデル年を含みます。

Mass Market Brand Ranking

J.D. Power、2020年米国自動車ブランドロイヤリティ調査結果
スバル(61.5%)は、2019年もマスマーケットブランドで一位でした。今年もほぼ同じロイヤリティ率(60.5%)で一位です。ただ、自動車初期品質調査(Initial Quality Study)を見ると、決してスバル(187 PP100)は品質が高い方ではなく、マツダ(184 PP100)よりも低いくらいです。

マツダはと言うと、昨年の38.0%から今年は40.7%と僅かに増えています。フォルクスワーゲンやジープと同じくらいです(と言ってもピンときませんが)。マツダ車を購入したユーザの5人に2人が、次もマツダ車を購入するということです。ちょうど、スバルと逆(?)です。

日本のブランドは、トヨタ(59.5%)、ホンダ(57.7%)、日産(45.8%)、三菱(30.2%)です。

Luxury Market Brand Ranking


レクサス(48.0%)も2019年からラグジュアリーブランドで一位です。二位がメルセデスベンツ(47.8%)、三位がBMW(45.1%)です。こちらもIQSと照らし合わせてみると、レクサス(159 PP100)はともかく、メルセデスベンツ(202 PP100)とBMW(176 PP100)は業界平均(166 PP100)以下です。メルセデスベンツは下から数えたほうがずっと早いくらいの初期品質の低さです。

雑感

J.D. Powerの分析担当者は、次のように話しています。

自動車メーカーは、COVID-19の大流行が発生して以来、彼らが提供してきた支払いプランとインセンティブから明らかなように、顧客維持に本当に集中しています。多くの人が経済的に不確実な時期に顧客に財政的支援を提供するために行ってきました。それは彼らの選んだブランドに対する消費者の信頼を強化し、将来的にそれを買い戻すのに大いに役立ちます

すると、初期品質の低さは、ブランドの強さとインセンティブ(値引き)の多さで帳消しになるのでしょうか? 正価販売を続けようとするマツダにとっては、とても困難な道を進んでいかなくてはならいないですね。

分析担当者は、こうも話しています。「顧客が車を購入したときの経験から、運転の感覚に至るまで、ブランドロイヤルティに貢献する多くの要素があります。」


2020 U.S. Automotive Brand Loyalty Study | J.D. Power