IMSAとル・マン24時間レースを同じ車両で参戦可能に

IMSAとル・マン24時間レースを同じ車両で参戦可能に

IMSAとACO(フランス西部自動車クラブ)が共通技術規定「LMDh」プラットフォームを新設すると発表しました。

IMSAとWECを同じ車両で参戦可能にする「LMDh」

発表された新しい「LMDh」車両は、FIA世界耐久選手権(WEC)とIMSAウェザーテックスポーツカー選手権の双方で使用されることになります。つまり、現在計画が進んでいるルマンハイパーカーに加え、開発コストが抑えられる上に各マニュファクチャラーの特色が出せる新しいプロトタイプカーが、耐久レースの最高峰であるルマン24時間レースを走ることができるようになります。

IMSAとACO、共通技術規定「LMDh」新設で合意 | MZRacing

LMDhは2021年9月からWECに参戦

LMDh(ル・マン・デイトナ・h)は、ACOのハイパーカー規定とIMSAのDPi 2.0規定をもとに次の点が共通化のされています。

  • 現在のLMP2車両を製造する4つのマニュファクチャラーである、ダラーラ、リジェ、マルティマティック、オレカが製造する新しい共通シャシーがベースとなります。このシャシーは、新規定のLMP2にも用いられることになります。
  • 外観シルエットとデザインは自由度があり、この車両に搭載するエンジンマニュファクチャラーのブランドまたはスタイルに基づいたものとなります。
  • 車両には、リアアクスルにKERSタイプの、共通ハイブリッド機構が採用されます。
  • 新しい技術規定の詳細は、本年3月のスーパーセブリングにおいて、発表される予定です。

車両の技術的な詳細は、3月18~22日にセブリングでプレゼンテーションが行われる予定です。そして、WECでは2021年9月から、IMSAでは2022年1月の新シーズンから参戦できるようにすること目指しているとのことです。

さて、マツダは?

副社長が、ル・マン参戦を熱く語っているマツダにとって、この「LMDh」はどのようにうつっているのでしょう。

カンファレンスを聞いていたマツダUSAモータースポーツ担当ダイレクターのネルソン・コスグローブは、「今日の発表は、世界のスポーツカー耐久レースにとって大きな一歩を踏み出す歴史的な合意だと思います。今後マツダUSAとしてどのような対応をすべきかを相談し、我々が目指す方向性を探って行きたいと思います」と感想を述べています。

今は、IMSAでチャンピオンを獲得することが第一目標でしょうから、脇目もふらずRT24-Pの熟成・改良が続くと思います。そして、2年後の新シーズンには、北米に軸足を置きながらLMDhでチャレンジする姿を見ることができるのではないでしょうか。

2022年はラージ商品群が市場投入される頃なので、モータースポーツのチャレンジがさらなるブランドイメージ向上に貢献して欲しいです(そのためには勝つ必要があります)。

コメント

  1. 名無しの対艦誘導弾 より:

    マツダがルマンに戻ってくる日が来るのか。
    かつてと違って純ワークスではないけど、国内モータースポーツからマツダが
    ほぼ消えて寂しい昨今、明るいニュースやな