J.D. パワーは、2019年日本ナビゲーションシステム顧客満足度調査結果を発表しています。業界全体で満足度が向上しています。しかし、マツダは…。
J.D. パワー、2019年日本の純正カーナビの顧客満足度を発表
2019年日本ナビゲーションシステム顧客満足度調査
本調査について
直近一年以内に純正ナビゲーションシステムが装備された新車を購入したユーザーを対象に、自動車メーカー純正のナビゲーションシステムに関する顧客満足度を「ナビゲーション機能・性能」「モニター」「音楽や映像関連機能・性能」「操作性」「デザイン・質感」「各種機能・アプリ、サービス」の6ファクター20項目で聴取している。各ファクターの詳細評価項目に関するユーザーの評価を基に1,000ポイント満点で総合満足度スコアを算出している。
- 実施期間:2019年7月
- 調査対象:2018年4月~2019年3月に純正ナビゲーションシステムが装備された新車を購入したユーザー
- 調査回答者数:ラグジュリーセグメント:969人、量販セグメント:6,261人
本調査結果について
- 純正ナビ全体での総合満足度平均スコアは前年比+26ポイントとなり、2008年の調査開始以来、初めて全体平均スコアが600ポイントとなった。
- ファクター別では、「各種機能・アプリ、サービス」は+15ポイント、その他のファクターでは平均+26ポイントと、大きく向上している。
- セグメント別に見ると、ラグジュリーブランドセグメントの平均スコアは前年比+27ポイントで、「モニター」「操作性」で+30ポイント以上の向上となった。量販ブランドセグメントの平均スコアも前年比+27で、「各種機能・アプリ、サービス」は+15ポイント、その他のファクターでは平均+27ポイントの向上となった。
セグメント別の評価
レクサスは8年連続1位
ラグジュアリーブランドのレクサスは、8年連続の第1位。全ファクターでランキング対象ブランド中、最も高い評価となっています。
トヨタは2年連続1位
量販ブランドでは、トヨタが2年連続の第1位。全ファクターでランキング対象ブランド中、最も高い評価となっています。マツダの評価はというと、想像通りの最下位です。しかも、上位ブランドとは30ポイントも離されています。
2019年日本ナビゲーションシステム顧客満足度調査 <自動車メーカー純正ナビカテゴリー> | J.D. POWER
マツダは昨年より向上しているものの
昨年のマツダは、531ポイントで最下位です。今年は、+15ポイントの546ポイントですが、業界全体の伸びよりも低くイマイチ感が続いています。
「音楽や映像関連機能・性能」がぐんと向上した新世代のマツダコネクトが評価される来年の調査結果が楽しみです。