J.D. パワーは、2019年日本自動車商品魅力度(APEAL)の調査結果を発表しています。ブランド別でもセグメント別でもマツダが高評価になっています。
J.D. パワー、2019年日本自動車商品魅力度(APEAL)を発表
2019年日本自動車商品魅力度(APEAL)調査
年に一回、新車購入後2~9カ月のユーザーを対象に、所有する自動車の性能やデザインといった商品魅力について10分野77項目で聴取。商品魅力度に関するユーザーの評価を明らかにする調査です。ユーザーの評価を基に1,000ポイント満点で商品魅力度スコアを算出します。
10分野は次の通り:
- 外装
- 内装
- 収納とスペース
- オーディオ/コミュニケーション/エンターテインメント/ナビゲーション(ACEN)
- シート
- 空調
- 運転性能
- エンジン/トランスミッション
- 視認性と運転安全性
- 燃費
2019年APEALの特徴
- 従来、燃費関連の評価は電気自動車の弱みとされていたものの、経済性と航続距離のバランスにおいて、ユーザー評価に変化の兆しがみられる。
電気自動車の航続距離の評価は業界平均以下となっているものの、燃費の評価は高くなっています。 - 総合APEALスコアは645ポイントで、前年比+7ポイント。業界全体として評価が底上げされる結果となっています。セグメント別ではミニバンが他のセグメントよりも改善幅が大きかった。
- ドイツブランドの車載マルチメディアシステム関連(ACEN)、中でもオーディオ関連項目(音質、運転中の操作性、ディスプレイの魅力、スイッチ類の見栄えと操作感、外部接続した音楽機器の再生しやすさ)での評価の向上が目立っています。
ブランド別評価ではマツダが健闘
マツダは、2018年の668ポイントから13ポイント増え681ポイントになりました。珍しく国産量販ブランドで最上位です(レクサスがTOP)。日産が業界平均以下というのが…。
セグメント別ランキングではCX-3とCX-5が高評価
セグメント別では、コンパクトでCX-3が第1位、ミッドサイズでCX-5が第2位とこの2台はマツダの中でも昨年に引き続き高い評価を受けています。
2019年日本自動車商品魅力度(APEAL)調査 | J.D. POWER
マツダは、新世代商品群になってマツコネとオーディオが大きく改善しているので、ドイツブランドのように評価が上がるといいですね。そして、来年のCX-3の評価はどうなっているのでしょう。