三菱電機、悪天候でも自動運転を可能にする技術を開発

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三菱電機、濃霧や豪雨などの悪天候でも車両を制御して自動運転や運転支援を可能にするセンシング技術を開発したと発表しています。

三菱電機、悪天候でも自動運転を可能にする技術を開発

悪天候に対応可能な車載向けセンシング技術の開発

三菱電機株式会社は、濃霧や豪雨などの悪天候時でも、車両周辺の状況を高い精度で検知できる「悪天候に対応可能な車載向けセンシング技術」を開発しました。車載センサーの検知精度が著しく低下する悪天候時でも、自動運転や運転支援システムが安定的に作動することが期待できます。

三菱電機、悪天候でも自動運転を可能にする技術を開発

三菱電機、悪天候でも自動運転を可能にする技術を開発

三菱電機 ニュースリリース 「悪天候に対応可能な車載向けセンシング技術」を開発

 

JAFによる豪雨時のAEB試験

前々から気になっていたら、悪天候時の自動運転(自動制御)に関しての技術開発が発表になり、たいへん関心を持って読んだのですが、試験動画もないので、イマイチぴんときません。

ちょうど、JAFが雨量80mm/hで自動緊急ブレーキを試験した動画ありましたので、参考にしてみます。

特にトヨタのシステムが、豪雨に弱いとうわけではないと思いますが、雨が障害物の検知に悪さをしていることが予想できます。三菱電機のシステムは、この雨量でも40km/hまでなら自動緊急ブレーキを作動させられるそうです。

 

このシステムの今後の展開

ニュースリリースでは、大きく2つの事柄が書かれています。

  • 今後、実環境での評価および改良を継続し、2023年度以降の実用化を目指します。
  • 今回の開発成果は、悪天 候時の車線逸脱防止や自動運転による車線変更などにも応用が期待できます。

ただ、今回の開発には「降雪時」を考慮していないのが、とても気になります。雪が積もった道路でもセンシングしながら道路だと思われる場所を走ることはできていますが、降雪時の対策はどうなっているのでしょう。

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