北米日産の副社長が、デトロイトモーターショーのプレスカンファレンスで北米の若者の車の好みに言及しています。
「米国の若者が求めているのはSUVよりも、スポーツセダンタイプなどのEV(電気自動車)であることが分かった。彼らの期待に応えるために今後も、EVの開発・販売に力を入れる」。北米日産(Nissan North America)副社長のDenis Le Vot氏は、同日に開いたプレスカンファレンスでこのように述べた。
記事によると、アメリカで行われた調査によると「ジェネレーションZ」と呼ばれる20歳から30歳まで年代では、スポーツセダンなど洗練された外観のEVを求める数は、SUVの2倍になるそうです。それを受けて、北米日産が発表したのが「IMs Concept」というEVだった、と言うことです。
大型SUVやピックアップトラックが数多く発表・販売・購入されているアメリカの中で、スポーツセダン(クーペ)が人気を博しているというのが意外です。ただ、Infinitiは、電動SUV「QX Inspiration Concept」を同モーターショーで発表しています(去年が「Q Inspiration Concept」)。
この先、アメリカ市場ではどのようなタイプの車が幅を利かせるのでしょうね。