今日は、たまたまトヨタMIRAIを試乗する機会がありました。少しだけ未来を体験しました。
また、写真が一枚もないので、妄想と言われても反論できない….(泣笑)。
価格700万円、車重2000kg、航続距離650km
北海道が企画したエコ企画で、燃料電池自動車の展示があり、試乗もできました。燃料電池自動車の概要を説明してくれたのは、北海道の職員の方でした。
自分は、FCV大好きなので、話が合って盛り上がりました。ただ、北海道でFCVが普及するには、高いハードルがいくつもあることも分かりました。
- 水素の海上輸送
- 水素の陸上輸送
- 水素ステーションの数
- 水素の単価
- 水素の取扱資格
トヨタMIRAIには、5kgの水素を充填できるそうですが、北海道での水素の単価は東京の約2倍の1,800円にもなり、エコドライブのための出費は、車体価格も含めて、ランニングでも覚悟が必要です。
乗り心地は、2tの車重がきいて、非常にどっしりとした落ち着きのあるものです。ただ、加速力はその車重をものともしません。バカ高い静粛性のおかげで、制限速上限まであっという間に加速します。加速中のモーター音は、静かすぎるので逆に心地いいです(笑)。
ただし、車線変更すると、車重がきいてきます。お、重い!
ブレーキやアクセルの感覚が、ガソリン車に近いといったらヘンかもしれませんが、ずい分前に乗ったハイブリッド車での違和感があまりなく、これなら、単純な移動にはもってこいです。
試乗を終え、スイッチを切ると、自動でハンドルがあがり、シートが後ろに下がるという高級車のギミックが作動しました。さすが、700万円です!
さて、東京オリンピックがらみで、水素を活用する話が少しは進むかもしれませんが、北海道にもその余波が伝わってくるのでしょうか?