スズキもスバルも日立オートモティブ製のステレオカメラをセンサーに採用していますが、その違いはわずか?
日経テクノロジーオンラインに人とくるまのテクノロジー展を取材した記事によると、
日立オートモティブシステムズ製のステレオカメラは、富士重工業の自動ブレーキシステム「EyeSight」のセンサーとしても採用されている。スズキ車への搭載品との最大の違いは、二つのカメラの中心間距離にある。
<中略>
カメラの中心間距離が長いほど、物体の認識精度は高まる。例えば、「富士重工業のステレオカメラであれば、大人と子供を物体の大きさから区別して認識できる」(日立オートモティブシステムズの担当者)。スズキ向けのステレオカメラでは大人と子供の区別はできないものの、「自動ブレーキの検知性能は同等を確保している」(同担当者)という。
検知性能は同等のステレオカメラを両社が使っているのは、少しだけ不思議。EyeSightの凄さは、誰もが分かっていることなのにスズキしか採用していのも不思議。
仮にマツダも日立オートモティブのステレオカメラをカメラを採用すると、デミオ基準でカメラの中心距離を設計するのでしょうか…。
スズキ向けのステレオカメラ、「アイサイト」との違いは? – 日経テクノロジーオンライン
コメント
ソフトウェアの開発が困難なためと思います。カメラで捉えた像を立体化して、認識し、選別するなどといった処理をするためには、新たに社内で専用のソフトウェアを開発する必要があります。スバルもこれに20年かかっており、なかなか追従するのは容易ではないようです。ですので、スズキのものは精度的に、スバルにまだ及ばないのでは・・・と考えておりますが、どうでしょうね。