
Alfa Romeo Giulietta JTDm-2
実際はジュリエッタのディーゼルは日本では設定ないし、アクセラXDは国内専用なので直接対決はないです。さて、試乗レポートをまとめると、
ミッドライフのフェイスリストを実施
- 新しいグリルやアロイ・ホイールをはじめ数々のエクテリアの微調整
- Uコネクト・メディア・システムの追加
- シートとトリム・パネルが変更
パワーと燃費が向上
- 新しい2.0ℓの“JTDm-2″ディーゼルエンジンは、パワー/トルクは150ps/38.7kgm(前モデル比約10ps/3.0kgm向上)
- 燃費は23.8km/ℓ、CO2排出量は110g/km(同1.6km/ℓ、9g/km向上)
案外、狭い?
- フロント・シートは、充分なスペースで、視界も良好。
- ステアリングの調整幅も大きく、適当なドライビング・ポジションを見つけることは比較的容易。
- ホイール・アーチの張り出しが大きいために、ペダルがオフセットされる。
- リアのヘッド・クリアランスはぎりぎり。
ディーゼルエンジンはスムーズで燃費も良い
- 新しいディーゼルエンジンは非常にスムーズ。3500rpmまでは非常にパンチがある。
- 6速マニュアル・ギアボックスとの相性も良い。
- アイドリング・ストップ・システムは少し鈍い感じ。
- 燃費は実測で17.7km/ℓをマーク。
乗り心地は荒いが許容範囲内
- コーナリングでも正確で安定したフィーリングがもたらされる。
- 38.7kgmというトルクにも応じない僅かなトルクステアが魅力。
- 乗り心地は、若干凸凹とした道では騒がしいが、それでも不快になるようなレベルではない。
- ブレーキの効きも強力で、コントロールも容易だった。
まとめ
2.0ℓディーゼル・エンジンのパフォーマンスと経済性を兼ね備えたキャラクターも魅力的だ。確かに荒々しい点もなくはないが、アルファ・ロメオにスポーツ性を求めているユーザーには気にならないところだ。
あとは、ライバル達よりも割高な価格がどうでるかというところだろう。しかし、アルファ・ロメオのドライブ・フィーリングが好きなユーザーには、それも問題ないことかもしれない。アルファ・ロメオ・ジュリエッタ2.0 JTDm-2 エクスクルーシブ – 初試乗 | オートカー・デジタル – AUTOCAR DIGITAL
まとめがなんだかマツダやスバルが好きな人を差しているようです(笑)。トルクでもりもりスポーティーに走ってもおサイフにやさしい車はいいですよ、やっぱり。
ちなみに、英国仕様のMazda3の”Sport Nav”グレードのSKY-D 150ps仕様だと、CO2排出量107g/km、燃費24.4km/ℓで互角。価格はジュリエッタの方が£25だけ高い、というかなり似ている設定になっています。