J.D. パワー アジア・パシフィックが、自動車商品魅力度調査(Automotive Performance, Execution and Layout、略称APEAL)の結果を発表しています。
J.D. パワー、2014年日本自動車商品魅力度(APEAL)を発表
この調査は、新車購入後2~9ヶ月における自動車の性能やデザインなどの商品魅力度に関する評価を測定する目的で行なわれています。以前、Mazda6が米国自動車商品魅力度調査のミッドサイズ部門1位を獲得したことを取り上げています。
APEALでは、『自動車の特性を「外装」、「内装」、「収納とスペース」、「オーディオ/コミュニケーション/エンターテインメント/ナビゲーションシステム」、「シート」、「空調」、「運転性能」、「エンジン/トランスミッション」、「視認性と運転安全性」、「燃費」の10カテゴリーに分類し、合計77項目について実際に所有しているモデルを評価してもらい、商品魅力度を示す総合APEALスコアは1,000ポイント満点で表される』ということです。
ブランド別ランキグンではスバルが高評価
ブランド別の評価では、海外ブランドやレクサスなどプレミアム系が上位を占める中、6位のボルボと3ポイント差でスバルが7位を獲得し日本勢で一番となっています。マツダは9番目でトヨタより上です。
ミッドサイズ部門でアクセラが3位
ミッドサイズでは、VW ゴルフシリーズ、トヨタ SAIに続いてアクセラが3位になっています。SAIのランクインって、なにかピンときません(笑)。
2014年の業界平均の総合APEALスコアは622ポイント。また、セグメント別スコアは、
- 軽自動車セグメント:596ポイント
- コンパクトセグメント:617ポイント
- ミッドサイズセグメント:651ポイント
- ラージセグメント:706ポイント
- ミニバンセグメント:622ポイント
セグメント別の上位に日産が無いことと、フォルクスワーゲンの名前が出ていることが驚きです。トヨタとホンダは評価が高いですね。