フォルクスワーゲンが、新型ポロを8月25日に発売、価格帯は223万9000円~249万5000円とサイズだけを見ると割高感があるかな?
まずは、新型デミオと諸元を比較してみます。
ポロ TSI Comfortline | デミオ 1.3 FWD | |
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全長 | 3,995mm | 4,060mm |
全幅 | 1,685mm | 1,695mm |
全高 | 1,460mm | 1,500mm |
ホイールベース | 2,470mm | 2,570mm |
重量 | 1,1130kg | 未発表 |
燃費 | 22.2km/ℓ | 未発表 |
価格 | 2,239,000円 | 未発表 |
ポロ TSI | デミオ | |
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エンジン | 1.2L TSI | SKY-G 1.3 |
排気量 | 1,197cc | 1,298cc |
最高出力 | 66kW(90PS) | 68kW(92PS) |
最大トルク | 160Nm(16.3kgfm) | 121Nm(12.3kgfm) |
燃料種類 | 無鉛プレミアムガソリン | 無鉛レギュラーガソリン |
新型デミオとしての燃費は発表されていませんが、現行デミオのSKY-G 1.3の燃費は25.0km/ℓをマークしています。1200ccのポロより燃費が良いじゃないですか。
セーフティテクノロジーが充実したポロ
ポロには、今回の目玉になっているAACの他、ESS、Front Assist Plus、マルチコリジョンブレーキシステムなどが装備されています。エアバッグは6個、ESP(横滑り防止装置)、ドライバー疲労検知システムなどもあります。
これまでに明らかになった新型デミオの安全装備は、blind-spot monitoring、lane departure warning、head-up display、rear cross-traffic alert、automatic high-beam、SCBS、SBSなどです。ポロのACCにあたるMRCCの設定はありません。ただ、装着するスペースは確保してあると言うことです(マイナーチェンジに期待)。
もはや常識の低燃費技術
ポロには、ブレーキエネルギー回生システムとアイドリングストップシステムを装備しています。アイドリングストップは、停止中にブレーキを踏み続けると作動するタイプとのこと。停止前から作動する乗りにくいタイプじゃなくて良いですね。
新型デミオにもi-ELOOPが設定されるはずですが詳細は不明。i-stopの作動もドライバーの意思に合わせています。
TV CMでは鮮やかな赤のポロでACCを訴求
これまでのフォルクスワーゲンの赤は、普通の赤(マツダで言うベロシティレッドマイカ)が主流だったように思いますが、ポロのテーマカラーの赤は、メタリック仕上げの「サンセットレッドメタリック」です。これはもう、ソウルレッドプレミアムメタリックにぶつけてますよね(自意識過剰か)。

新型デミオのソウルレッドプレミアムメタリック
さて、新型デミオの価格は発表されていませんが、恐らくコストパフォーマンスはポロより優れるはず。ただ、そもそもドイツ車の作りこみは日本車より数段上のはず。購入後のサポートも含めこの辺りの価値をどう見るかなど車選びは難しいです。