「適切なキャッシュバック」で機種変更ユザーにしわ寄せ

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MTTドコモの社長が記者会見のあとに「auの適切なキャッシュバックにやられた(恣意的な意訳だけど)」などと、半分冗談交じり言っていたようですが、同じキャリアの中にもしわ寄せを受けているユーザーはいると思います。

ちょうど今日発売されたURBANO L02のauオンラインショップでのMNPと機種変更の価格差を例にすると、端末本体、基本料金、毎月割のそれぞれの割引額をは表の通り。

MNP 機種変更
端末割引 ¥-21,000 ¥0
基本料金 ¥-980 ¥980
毎月割 ¥-2,100 ¥-1,575
24ヶ月合計 ¥-94,920 ¥-14,280
差額 ¥-80,640

2年間で約80,000円の差になります。市中ではさらに「適切なキャッシュバック」が積み上げられ、十数万円の差になる場合もあると思います。北海道での割引に派手さはないですが、首都圏あたりでは一括0円もざらでしょう。

あちらを立てればこちらが立たず、結局機種変更ユザーが「養分」となって、MNPや新規ユーザーを支えている構造をより強固にしているのが、適切なキャッシュバックではと思えます。

これだけバラ撒けるのなら、どのユーザーに対しても(一定の水準で)コストを下げることができるのではないでしょうか。特に機種変更ユザーに対しても(24ヶ月以上同一端末利用者を優遇してもいいですが)、今よりは安価に機種変更できて毎月の維持費も低くできるのではないでしょうか。

各種割引が2年単位で組まれていることもあり、2年ごとにキャリアを渡り歩くのが常態化していっても、とどのつまり「目の前にお金を多く積んだキャリアに移動する」だけだから、「不適切なキャッシュバック」は、いつまでも続くのでしょうかね。

auの解約率がじょじょに上がってきているそうです。まるで長期利用者を優遇していなく、MNPで移動した経験のある人は、MNPすることに躊躇しないでしょうから、そろそろMNPの逆効果が出てくるのでは…いや、出てきて欲しいです。

かつて機種変更を頻繁にするユーザーが、同一端末を使い続ける人よりも結果的に得をしていることが問題になりました。また、同じようなことが繰り返されていますね。いずれの場合も長期利用者がきちんと優遇されない仕組みが問題なのに、ぜんぜん改まりません。

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