富士重工業が新中期経営ビジョン「際立とう2020」を発表。北米を中心にSUVで攻勢をかける

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subaru-tribeca富士重工業が5月9日に新中期経営ビジョン「際立とう 2020」(英語表記:Prominence 2020)を発表しました。2020年にありたい姿を定めその実現に向け、付加価値経営を更に進め、環境変化への耐性を高めることに取り組むとしています。

新中期経営ビジョン「際立とう 2020」の主な取組項目

新中期経営ビジョンのPDFによると、

「スバルブランドを磨く」「強い事業構造を創る」の 2 つの活動に集中
■スバルブランドを磨く 6 つの取組

  1. 総合性能:基本走行性能と質感に拘り、更なる安心と愉しさを追求します。
  2. 安全:全方位ですべての乗員、歩行者を守る総合安全ブランドNO.1 を目指します。
  3. デザイン:DYNAMIC & SOLIDをデザインコンセプトに新たなスバルらしさを表現します。
  4. 環境:内燃機関対応、電動化対応の双方でトップレベルの環境性能を目指します。
  5. 品質・サービス:品質・サービス面でもお客様に喜ばれる信頼のブランドを目指します。
  6. コミュニケーション:小さく個性的なブランドならではの、お客様とのより深い繋がりを目指します。

■強い事業構造を創る 8 つの取組

  1. 商品戦略:SUVセグメントを中心にラインアップを強化し、新商品を間断なく投入します。
  2. 市場戦略:北米を最重要、日本・中国を第二の柱とし、グローバルで 110 万台+αを目指します。
  3. 生産戦略:海外生産比率を高め必要に応じ 107 万台への能力拡大を想定します。
  4. トータルコスト低減:2020 年に 20%の総合生産性向上を実現する全社活動をスタートします。
  5. アライアンス:更なるシナジーを創出します。
  6. 航空事業:「自立」から「成長」への新たなステージへ向かいます。
  7. 産機事業:車載エンジンと汎用エンジンの両軸で成長します。
  8. 人材育成、組織・風土:存在感と魅力ある企業に求められる人材・組織風土を強化します。

では、具体的に何をどうするのか

商品戦略としては、SUVセグメントを中心にラインアップを強化し、新商品を間断なく投入。北米市場を最重要、日本・中国を第二の柱とし、グローバルで110万台プラスアルファを目指すとしている。

富士重、新中期経営ビジョンを策定…グローバルで110万台超をめざす | レスポンス.

  • 次世代プラットフォームの投入
    • 「SGP、スバルグローバルプラットフォーム」と名前をつけた新しいプラットフォームを2016年から投入する
    • 北米で最も厳しくなると予想される衝突案件にいち早く対応することを含めて全世界最新衝突形態に対応する
    • 「インプレッサ」から「アウトバッグ」までのプラットフォーム設計構想を統一
    • 車種間で共通仕様にできる範囲を大幅に拡大し、開発の大幅な効率化につなげる
  • 水平対向パワーユニットを次世代化
    • 直噴化やリーン燃焼などによりエンジンの正味熱効率を40%以上に高める
    • 直噴ユニットの拡大展開
    • 気筒停止、リーン燃焼などを採用
  • STIブランド強化する
    • STIは、とくにクルマ好きの方たちの中では非常にブランド力があり、我々の側からいえば大切な資産、強化する
    • STI車をラインの中で量産車と同じように組み立てるように
  • 北米向けPHVを開発
    • 電動車両ではPHVを優先して開発、数年内に投入する(トヨタ自動車の技術協力を仰ぐ)

最も稼げる北米市場では

Motor Trendなどの記事を読むと、トヨタのカムリの生産が2016年にスバルの工場からトヨタの工場に移管されるのを期に、トライベッカ後継の7人乗りSUVをそこで生産するかも知れないが確かではないとしています。

SUVセグメントを中心にラインアップを強化」といっても、SUVしか無いじゃんって突っ込みを入れたくなります。シンメリトリカルAWDによる走行性能やEyeSightの先進安全技術が注目される割には、環境性能・燃費が他メーカーには追いついていない印象でしたが、ここで一気にキャッチアップするようです。

内燃機関の熱効率は、もはや40%台を狙わないといけない程なんですね。ガソリンエンジンもいいですが、ボクサーディーゼルを早期に市場投入して欲しいです。

次期インプレッサからSGP(スバルグローバルプラットフォーム)が採用されるみたいです。

"スバルブランドを磨く!" 富士重工業が新中期経営ビジョン「際立とう2020」を発表 – Autoblog 日本版

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