[感想]マツダ新型CX-5に対する期待と愚痴

Ads by Google

従来のマツダ流から少し方向性が変わり、同乗者の快適性にも配慮した設計を施した新型CX-5。そしてシンの第7世代への橋渡し役であるなど、期待する面が色々あります。

マツダの常識をブレークスルーした新型CX-5

12月15日にマツダが配信した新型CX-5発表のニュースリリースを読んで思わず苦笑してしまいました。

マツダの小飼 雅道(こがい まさみち)代表取締役社長兼CEOは、「新型『CX-5』は『ドライバーの走る歓びと同乗者の快適性はトレードオフの関係にある』という従来の常識をブレイクスルーすることを目標に掲げ、すべてを磨き上げました。

ん?このトレードオフ関係って常識だったんだ…と。なるほど、これまでのマツダ車は、同乗者を犠牲にしてきたと告白しています。「Be a driver.」に抱いていた違和感の正体がよく分かりました。

それはそうと、結局、「ドライバーだけでなく同乗者も含めたすべてのお客さまを笑顔にするSUV」なんて、スバルのようなキャッチフレーズを掲げるようになったことは、自分の求める理想像に一歩近づいたので、この点はとてもうれしく思っています。

記事では、あまり見かけないですが、チャイルドシートの使用にも配慮して、リアドアの開閉角度を大きくするなど改善(改良)も行われています。

こうした「常識のブレークスルー」が、これからフルモデルチェンジを迎える車種で、さらなる改善を産んでくれると、さらにマツダが目指す「プレミアム感のあるブランド」に近づけるのではないでしょうか。

こんな記事も。

新型は「ファミリー層」(開発担当者)も明確にターゲットに据えたことでキャラクターの見直しがはかられたようだ。リアシートの座面髙を下げ乗り降りをしやすくしたのも同様の理由と説明される。

マツダの世界的ベストセラーCX-5 新型はこんなクルマになった Mazda CX-5 Prototype|six-car|ダイヤモンド・オンライン

本質重視のモデルチェンジが受け入れられるか?

日経の記事に、

丁寧にクルマ全体の品質を底上げしているが、消費者が「全面改良」に抱くイメージからすると目新しさに欠けるかもしれない。

一見地味な改良は欧州の高級車メーカーでは当たり前だ。アウディジャパンが2月に発売した「A4」や、メルセデス・ベンツ日本が7月に投入した「Eクラス」も外見上の変化は少ないが、販売は好調だ。

カギは顧客がメーカーに抱く信頼感や忠誠心、いわゆるブランド力だ。新しさは購入の最大の動機ではなく需要がモデル末期まで続く。児玉氏は「変えるために変えるのはやめた。クルマの本質を磨くことだけ考えている」と話す。マツダもめざすのは同じ方向だ。

マツダ、「変えない改良」で試されるブランド力 : 日本経済新聞

なんて書かれていました。マツダは、国内での顧客維持率が50%くらいあると言っていましたが、果たして新型CX-5が、まずはマツダユーザーにどう受け止められるかです。「第6世代の良さ」を知っていれば、割とすんなり「良い」って言ってもらえるのでは、と思っています。これまで欠けていた点も補われていますしね(皮肉)。

ただ、ディーゼルハイブリッドなど目玉となる新技術が、今回のモデルチェンジには欠けていることは確かです。カタログ上の燃費も悪くなっていますしね。「運転が楽しくなる(運転そのものが車に乗る目的になるような気持ち)」が、欧米程重要視されない日本だと、他メーカーユーザー受けが初代CX-5を超えることは難しいかも、なんて少々悲観的になっています(マツダは強気の月販目標を設定しているけど)。

「安全」に対する意識の違い

はい、いつもの愚痴です。i-ACTIVSENSEの設定がどうしても腑に落ちません。
アドバンストSCBSが、全グレード標準なのは、もはや当たり前でしょう。ただ、日常的にお世話になる機能なら、BSMやRCTA、SCBS Rではないでしょうか。安全意識も行儀意識も低いドライバーには、機械的に注意でもしないと交通の迷惑だし…。危ない思いをするのは、他のドライバーだったりするじゃないですか。

BM2ASに乗ってから、緊急自動ブレーキが作動しかけたのは、たった一回。安全な速度域でちょっとブレーキタイミングが遅れた一瞬だけでした。一方で、アクティブドライビングディスプレイにもBSMの表示があるので、後続車の接近は、前を見ていても分かります。使用頻度の差は歴然としています。

ステレオカメラ式などの多機能を一つのハードに搭載したシステムに替え、こういったグレード格差をなくしていって欲しいところです。

マイナスもあれば、プラスの兆しも。
ディーラーオプションながら、「デイライトキット」が設定されました。25,056円と常時点灯化するだけなのに、少々値が張る印象ですが、まずは、はじめの一歩として歓迎したいです。ゆくゆくは、標準化されON/OFFをマツダコネクトで設定できるようになって欲しいです。

Lパケがラグジュアリーぽくない

いいかげんに、室内照明やバックランプなどは、すべてLEDにしませんか?特にLパケ。Lパケならスカッフプレートも標準でいいでしょう。

アテンザで採用された「黒天井」は、見送りに。CX-5はそういう格ではないということ?格好良さよりも、Aピラーが黒になるメリットが、CX-5では味わえないのが残念です。年次改良ネタかな?

第7世代はRX-VISION譲りの格好良さに期待

新型CX-5を見れば見るほど、次期アクセラや次期アテンザが、どれだけかっこよくなるのかと思うとワクワクが止まりません。

新型CX-5のグリルを見ていると、あまりにRX-VISIONっぽいので、両車をグリル中心で重ね合わせてみました。すると、形はほとんど同じ。もしかして、他の車種でも相似形グリルが採用されるのか?なんて一人で盛り上がってました。

次期アクセラは、2018年5月頃かなぁ…。

2017年1月からは、試乗車が配車されるそうですから、乗って確かめないと!その前にプロトタイプの先行展示イベントで格好良さを確認ですね。

マツダ、新型CX-5プロトタイプ先行展示イベントを全国7ヵ所で実施
マツダは、発表されたばかりの新型CX-5のプロトタイプとロードスターRFを全国7ヵ所で展示するイベントを実施すると案内しています。
Ads by Google
TM336
TM336

シェアする

フォローする