マツダCX-3は「魅力ある商品」とは言い難い

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タイトルが煽り系になってしまいました…ハードウェア性能に比べソフトウェアが期待値を下回っているから、総じて「魅力ある商品」とは言い難い、としたCX-3についてDIMEに掲載されている記事です。

この記事、@DIME アットダイム|ジャンル|クルマ|マツダ『CX-3』に期待するもの
で感じたのは、大きく2点あります。

ルックスと性能、装備のギャップ

具体的には、まずインテリアが『CX-3』というクルマのキャラクターに全くマッチしていないのだ。

 クロスオーバーSUVなのだから、もっとカジュアル感があったり、アウトドアテイストの素材を用いて演出してもよかったのではないか。アウトドアウエアに用いられるような新素材を用いるとか、泥汚れを水洗いできるとか、新しい試みが欲しい。

<中略>

これでは、スーツにネクタイでキャンプに行くようなものだ。『CX-3』を購入した顧客が、どこでどのようにこのクルマを使うのか、使ったら満足してもらえるのか、などをデザイナーたちは真剣に考えたのだろうか?

マツダからは、ライフスタイルをクロスオーバーさせた新しいジャンルのクルマ、と説明されても、ルックスから受ける印象は、クロスオーバーSUVなんですよね。そして、以前にも少し触れたように、「SUVならこうであるべきだ」という定義が人によって異なっている上に、それを全否定されるので、反発も大きいのでしょう。

マツダ自身もCX-3は、便宜上SUVにカテゴライズしていますが、「スポーツユーティリティビークル」らしいことは得意とはしていないですよね。金子氏が指摘する通りなんですから。

そう言えば、SUVの王道が云々として大幅改良したCX-5でさえ、カタログで伝えているイメージは、都市間を快適・安全に移動することばかりです。もっとも、タフ・ギア!なんて言っているのは、エクストレイルぐらいで、その他多くは、ユーティリティー、主に積載性に優れ、車高(最低地上高)が高くて、走破性にも優れる(FFのみの車種もありますが)車と位置づけているようです。

使い勝手、使い方の提案

そうしたハードウエア性能の上に構築されて然るべきはずのソフトウエア(デザインや提案、新しい仕掛けや考え方など)をほとんど窺うことができないのだ。『CX-3』は「非常に優れた機械」ではあるけれど、「魅力ある商品」とは言い難い。もちろん、「クルマは機械であればいい」と考える人もいるだろう。むしろ、そういう人のほうが多い。だが、「優れた機械」であるだけでは他にいくらでも代えが効いてしまう。マツダならでは『CX-3』ならではの、もっと濃厚な魅力を身につけなければ、次はない。

マツダがCX-3をゼロから構築するに当たり、想定したユーザー層が「先進的な価値観を持っている」で、あったり、そもそも「一人か二人の人物像を絞り込んでその人が満足するクルマ」「3%から5%のマーケットシェアを取れることを狙っている」など、広く受け入れてもらうという考え方は、今のマツダには希薄だと思います。それが、これまでの成功のカギだったとも言えますが。

そして、想定したユーザー層には、鈴木氏が思うような「SUV的使い方をする」ということが、そっくり欠落しているのでしょうね。ただ、外部とのコネクトを謳う、マツダコネクトに必須のスマートフォンをクルマのどこに置いて使うのか、こんなことさえ、実は設計されていないのではないかと疑ってしまうくらい、使い勝手に関しては無頓着です、マツダは。

きっとマツダならできるはずだ。まだ、発売されたばかりだけれど、よりマツダらしい『CX-3』は、これから始まるのだと期待している。


CX-3のユーザー層については、以下を参照して書いています。


あ、豪州マツダのCX-3のページを見ると、こんなイメージもありました。
Australia-mazdacx3

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