J.D. パワー、2017年日本自動車初期品質調査(IQS)の結果を発表

J.D. パワーが、2017年日本自動車初期品質調査(Initial Quality Study)の結果を発表しています。

2017年日本自動車初期品質調査

J.D. パワーの初期品質調査は、世界各国で実施され、新車の品質を調べる業界のベンチマークの役割を果たしている。日本では今年で7回目の実施となる。調査の結果、2017年の総合不具合指摘件数は76PP100であった。2016年は75PP100、2015年は80PP100であり、昨年と同水準の結果となった。

本調査の傾向

  • エンジン/トランスミッション分野とACEN分野で改善が進んだが、8分野中不具合指摘の最も多い内装分野や装備品/コントロール/ディスプレイ分野を中心に悪化している。
  • クルーズコントロールシステム‐スイッチ類/アイコン表示が不便、衝突回避/警告システム‐スイッチ類/表示が不便など安全装備や新技術関連の不具合項目の指摘件数が増加傾向にある。
  • 車線逸脱警告システム、衝突回避/警告システムなどの装備率が上昇し過半数を超える水準となっている。

ブランド別ランキングではダイハツが1位

ダイハツが1位、ホンダが2位、トヨタが3位になっています。以下、スズキ、スバルと続きここまでが業界平均以上のメーカーになります。

欧州メーカーへの不満が大きいんですよね。この結果だけを見ると、マツダは欧州メーカーの一員に見えなくもない(苦笑)。マツダは、昨年の109PP100から大きく改善はしているものの業界平均にはまだ程遠いスコアです。

セグメント別ではスバルが健闘

ダイハツ、ホンダ、トヨタがトップ3のモデルで幅を利かせている中、ミッドサイズでは、スバルのXVとインプレッサがワンツーフィニッシュです! このセグメントではスバルの品質の良さが目立っています。

まとめ

J.D. パワーが、以下のような指摘をしています。

安全装備や新技術が増える中で、消費者のこれら装備に対する関心も高まりつつあり、車選びの新しい基準になりつつある。一方で、実際にこれらの装備がついた車を購入したユーザーは、装備を日常的に使うようになってみると、使い方や分かりやすさについて、課題を感じる傾向がみられる。

自動車会社各社は、今後、新技術の採用だけでなく、ユーザーにとっての使いやすさ、分かりやすさを高めることが、消費者の新技術や装備に対する親和性や信頼感につながるということを意識すべきである。

自分は、特にALHの作動要件やスイッチ操作が、どうもしっくりきません。スバルの取説から類似機能の操作説明を読んだのですが、こちらもしっくりきません。新機能を従来の機能の中で上手に説明して、特殊な操作方法にならないような知恵と工夫をメーカーには発揮してほしいと思います。


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