セダンのロイヤリティが低下する一方でSUVは過去最高に

autoevolutionが、米国の車型別ロイヤリティの調査結果を紹介しています。SUVブームはそのロイヤリティの高さが支えていることが分かります。

IHS Markitが、アメリカにおける車型別のロイヤリティ(また同じ車型を購入した率)を調査した結果を発表しています。それによると、2017年の最初の4ヶ月でSUV/クロスオーバーのユーザーの66.2%が、またSUV/クロスオーバーに乗り換えているそうです。
こうして見ると、セダンだけが、はっきりと年々低下しているのが読み取れます。5年前より7.6ポイント減少しています。

autoevolutionは、セダンよりSUV/クロスオーバーが、選ばれる理由を、次のように挙げています。

  1. ロングルーフデザインの実用性
  2. ジャッキアップの高さ
  3. 全輪駆動の利点
  4. ライフスタイル指向の車両イメージ

走破性(走行性能)と多様化するライフスタイルに合っているようにみえる点が、セダンよりも魅力的と言うことなのでしょうか。

市場動向がこういった状況だと、やはり、SUV/クロスオーバーのラインナップを強化することが、ユーザーを他ブランドに逃さない効果的な方法だと思います。だから、ロールスロイスやフェラーリまでもが、SUV/クロスオーバーをラインナップに加えようとしているんですね。

ただ、アメリカはガソリン価格が低いおかげで、(サイズも排気量も)大型車を乗り回すことができるだけで、次なる電動化に向けて、大型車が(価格や重量など)不利になる場面も多くなるはずです。その時も今と同様のサイズを持ったSUV/クロスオーバーが選ばれるのでしょうか?


SUV Boom Keeps On Booming in Detriment of Sedans – Study – autoevolution
Consumer Loyalty to SUV/CUVs Highest Ever; Sedan Loyalty Continues to Drop, IHS Markit Says | IHS Online Newsroom